路線価

更新日:2018年10月6日

路線価のすべてがわかる

路線価
路線価とは何なのか、知りたいと思っていませんか?よくテレビや雑誌等の様々なメディアで話題にしているので気になりますよね?

 

路線価とは毎年発表される「土地の価値金額を示すための指標」です。道ごとに基準の価値が設定され、その道に面している土地の価格がわかるようになっています。

 

言葉としてはよく耳にするものの、なんとなく難しいイメージがありますよね。そもそも一般人には路線価を知ることもできないのではないか、と思いがちです。

 

しかし実は、路線価はネット上にあるホームページで誰でも確認することが可能であり、調べ方も意外にシンプルだということをご存知でしょうか?

 

もしこの事実について知らなければ「路線価は難しいもの」と勝手なイメージをつけてしまい、いつまでたっても路線価について理解できていないままだったかもしれませんよ?

 

しかし、ご安心ください。今回の記事では「路線価とは何なのか」という基礎知識はもちろんのこと、どうすれば一般人でも路線価を知ることができるのかを、現役不動産業者である筆者が解説しています。

 

日頃から路線価を使っている現役の不動産業者だからこそお伝えできる「具体的な路線価の調べ方や使い方」もわかりますので、路線価について気になってる人には必見の内容となっていますよ。ぜひ最後までご覧ください。

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【基礎知識】路線価とは?

【基礎知識】路線価とは?
土地はひとつずつ価値を算出すべきなのですが、数が膨大なので、全ての土地の価値を算出するのは現実的ではありません。

 

そこで国は、道路ごとに価値をつけ、その道路に面している土地は、道路と同じ価値があるという算出方法を考えだしました

 

この道路ごとに付けられている価値金額のことを「路線価」といいます。

 

なお、ここでいう"道路"とは、不特定多数の人が無条件に通行できる「公道」が対象です。個人のモノである「私道」は考慮されません

 

路線価は2種類ある

路線価には「相続税路線価」と「固定資産税路線価」の2種類が存在します。

 

2つとも道路ごとに付けられている価値であることに変わりはないのですが、「目的」と「金額」が違うのが特徴。具体的には以下の通りです。

2つの路線価の違い

  • 「相続税路線価」・・・相続税課税のために存在する。地価の8割の金額になる
  • 「固定資産税路線価」・・・固定資産税課税のために存在する。地価の7割の金額になる

「相続税」および「固定資産税」という税金は、土地の価値金額をもとに課税額を計算します。

 

相続税の基本計算式は「土地の価値金額 × 10%」であり、固定資産税は「土地の価値金額 × 1.4%」です。

 

しかし土地の価値金額を出すには「指標」がなければいけません。そこで「路線価」という指標を作って、土地の価値金額を定めることをできるようにしたわけです。

 

つまりは、相続税と固定資産税という税金を課税するためだけに、それぞれの路線価は生まれた、と言っても過言ではないのです。

 

なお固定資産税については「日割り計算の精算方法を完全ガイド!不動産売却の「固定資産税」全知識」でも解説していますので、気になる人は一緒にチェックしてみて下さい。

 

路線価を使った「土地の価値金額」の出し方

先ほどご紹介した通り、2つの路線価は土地の価値金額を出すために存在します。

 

では路線価を使って、どのように土地の価値金額を出していくかと言うと、「地価」を基準にして考えればカンタンに金額が出せます

「地価」とは毎年1年に1回、国土交通省が算出している土地の価値を示す数値のこと。1平方メートルあたりの価値金額として公開されていますよ。

地価については「誰でもできる!土地売却の相場をかんたんに知る一番ベストな方法」でも解説しています。

 

仮に1平方メートルあたりの地価が1万円で、100平方メートルの土地があったとしましょう。その場合、土地の価値は100万円(1万円×100)になります。

 

ここまで出れば、後は簡単です。先述したように「相続税路線価」は地価×80%をするだけ。上記の例だと80万円(100万円×80%)ですね。

 

そして「固定資産税路線価」は地価の70%になるので、上記の例だと70万円(100万円×70%)になります。

 

土地の価値金額がわかれば課税金額もわかる

土地の価値金額がわかると、それぞれの税金の課税金額もわかります。

 

たとえば固定資産税だと「土地の価値金額 × 1.4%」で、もし土地の価値金額が1,000万円なら固定資産税は14万円(1,000万円×1.4%)になります。

 

なお、相続税は「土地の価値金額 × 10%」が基本計算式で、もし土地の価値金額が1,000万円なら相続税は140万円(1,000万円×10%)となりますよ。

 

路線価の調べ方・見方

ここまでは路線価について基礎知識を紹介してきましたが、ここからはもう少し深堀りしていきましょう。

 

具体的には「路線価の調べ方と見方」について、解説していきます。といっても、特に難しい事はする必要はありません。

 

先ほど解説した通り、路線価には「相続税路線価」と「固定資産税路線価」の2種類が存在しますが、どちらも公示された「地価」を基準にしています。

 

相続税路線価は「地価の80%」、固定資産税路線価は「地価の70%」なので、地価さえ調べてしまえば、どちらの路線価も簡単に把握ことができるのです。

 

地価は一般財団法人である「資産評価システム研究センター」が運営するWebサイト「全国地価マップ」から確認することができます

 

Webサイト「全国地価マップ」はこちら

 

上記サイトにアクセス後、以下のように地域などを選択し、地価を確認したい場所まで画面を進めていきます。(今回は便宜上、「東広島市」まで進めてみます)
路線価
路線価
以下の画面のように確認したい地域の地図を表示できたら、青色の矢印で示した□のマークをクリックしましょう。
路線価
特に地方になると設定していない場所が結構多いので、地価を確認しておきたい場所に最も近い□マークを選ぶと良いでしょう。
路線価
左側にある青色で囲ってある場所注目してください。

 

「価格(円/㎡)」の項目に、この地域の地価が表示されていますよ。上記の場合は「116,000円」が地価ですね。

 

なお、相続税路線価は「地価×80%」なので、116,000円×80%となり、今回の例における相続税路線価は92,800円です。

 

そして、固定資産税路線価は「地価×70%」なので、116,000円×70%となり、今回の例における固定資産税路線価は81,200円になります。

 

【裏技】路線価を簡単に知る方法

【裏技】路線価を簡単に知る方法
ここまで路線価の調べ方や見方について紹介してきましたが、はっきり言って、ちょっとめんどくさいと思いませんでしたか?

 

インターネットサイトにアクセスしてチェックしなければいけないため、一手間かかりますよね。

 

また、見慣れない地図を見ながら、該当の土地を探していくため、自分が知りたい土地とは違う場所の路線価を見てしまったりしがちです。

 

実際に不動産業者も、めんどくさいうえにパソコンがないと確認できない(出先では確認できない)ので、ネット上で調べずに「ある方法」で簡単に路線価を調べています。

 

その方法とは「役所の課税課に確認すること」です。

 

役所の課税課は路線価を知る上でかなり便利

土地がある場所の最寄りの役所の課税課に電話して「〇〇番地の土地ですが、路線価を教えてくれますか?」と言うと、2つの路線価をそれぞれ教えてくれますよ。

 

もちろん、お金を請求されることなんて一切無いので、とにかくすぐに路線価をしておきたい人は、役所の課税課に電話してみると良いでしょう。

 

なお、月曜日は不動産業者がやたらと確認のために電話しているせいで、電話が混み合っていることが少なくありません

 

確実に電話をつなげたいと思うので、あれば月曜だけは避けると良いでしょう。

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まとめ

今回は路線価について、あなたが知っておくべき知識を紹介してきました。

 

難しいイメージがある路線価ですが、見方も使い方も意外と簡単だということを理解していただけたと思います。

 

路線価について気になってるのであれば、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

 

以上「【3分でわかる】路線価とは?調べ方や見方などを現役不動産業者が解説」でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。