造成 擁壁

最終更新日:2018年1月14日

「造成の擁壁」に関する知識を全て解説

「造成の擁壁」に関する知識を全て解説
「造成の擁壁」について調べている人は、以下のような不安や疑問を解決するために情報収集しています。

 

あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?

・造成に必要な「擁壁」とは一体何なのか知りたい
・造成における擁壁施工のメリットって何なの?
・造成で擁壁をするのにかかる費用と工期を教えて欲しい
・造成で擁壁を施工するうえでの注意点って何?

上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、擁壁を伴う造成に挑戦しようとしてはいけません。

 

造成における擁壁に関する知識が圧倒的に足りないので、このままではあなたが望む結果にならないのでしょう。

 

せっかく造成とともに擁壁施工に挑戦するのであれば、自分が満足いくクオリティになってほしいですよね?

 

そこで今回の記事では「造成の擁壁」に関する疑問・不安について、元・不動産業者である筆者が回答していきます。

 

この記事を読めば、あなたが知っておくべき「造成の擁壁」に関する知識はすべて網羅できるとお約束します。

 

読み終えた時には、

  • 「造成に必要な”擁壁”とは何なのか」
  • 「造成における擁壁施工のメリットと種類」
  • 「造成における擁壁の施工にかかる費用と工期」
  • 「造成で擁壁を施工するならおさえておくべき8つの注意点」

についてしっかりと理解できていることでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

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造成に必要な“擁壁”とは何なのか

造成に必要な“擁壁”とは何なのか
まず紹介するのは「造成に必要な”擁壁”とは何なのか」です。

 

擁壁とは、崖や盛土の側面が異常を来たすのを防ぐために建築する壁のことです。

 

土壌の安息角を超えるスケールの大きい高低差を地面にセッティングしたいときがあります。

 

土壌の横圧に逆らって斜面の崩壊をブロックするために設計・組み立てられる壁状の構造物です。

 

安息角とは土や粉粒体を築き上げたときに自発的にアンバランスになることなく安定を保つ斜面の最高角度のことです。

 

シンプルにいえば、土壌が滑り出さないための「限界角度」と考えるといいでしょう。

 

擁壁の設置義務があるのは、「宅地造成等規制法」の区域内が高さ1m以上の盛土のケースです。

 

その他の区域は建築基準法によれば盛土・切土には左右されずに壁高2m以上の場合となっています。

 

つまり一般的に高さ2mに至るまでの擁壁なら、自由に造れるのが実情といえます。

 

造成における擁壁の技術的基準

擁壁の設置に関する技術的たたき台として、「宅地造成等規制法施行令」の第6条が規定されています。

 

宅地造成等規制法の範囲以外となる地域においても、これに適した指導が行なわれているケースが多いです。

 

ただし、自治体の条例などによりまったく違う場合もあるので気を付けなければいけません。

 

造成のために作った擁壁は経年劣化する

どんなに頑丈に構築された擁壁でも、永久に機能を保持し続けるわけではないです。

 

数十年経つうちに劣化は進展してしまいます。

 

今後長きにわたって使う家屋を建てるのであれば、特に注意してその状態を確認しつづけていく必要があります。

 

しかし比較的新しい擁壁でもクラックやひび割れが出現している場合があり、新しければ大丈夫というわけではないです。

 

また、擁壁の亀裂やクラックを補修したとしても、どっちつかずの補修は根本的な解決には結び付きません。

 

擁壁はその高さや面積にも左右されますが、工事費用が百万円以上になる場合もあります。

 

造成時に作った擁壁の作り直しが必要になったら

もし擁壁の造り直しが不可欠になったとき、タイミングに応じては大きな問題になります。

 

引渡し直後に発覚すれば問題になり、施工会社には大きな責任問題が問われます。

 

最悪の場合、訴訟問題にはなりますが、泣き寝入りするよりマシです。

 

施工後は「表面の状態」「材質」「水抜穴」を確認して、違和感がないかチェックしましょう。

 

あきらかな亀裂や排水の様子に問題が確認できないのであれば、安全面での心配はないので安心してください。

 

ここまでは、「造成に必要な”擁壁”とは何なのか」をお伝えしました。

 

造成に必要な「擁壁」とはどんな目的で施工されるのか、理解していただけたのではないでしょうか。

 

次に紹介するのは、「造成における擁壁施工のメリットと種類」です。

 

造成における擁壁施工のメリットと種類

擁壁施工は高低に開きがある場合、または斜面の崩壊を防ぐおそれがある場合に、斜面を安定させるために行います。

 

擁壁は壁状の構造物を意味し、コンクリートやブロックで作成され土砂崩れなどの災害から住まいを防護します。

 

擁壁施工では土地のコンディションなどによりちょうど良い施工方法を選ぶことになるでしょう。

 

またコンクリート擁壁に経年劣化に端を発するクラックなどが出て来た場合は、隙間を施します。

 

造成における擁壁は施工条件によって種類が変わる

擁壁施工は、斜面の崩壊や防ぐことを目的として備えられるものです。

 

雨などによってもたらされる土砂崩れを防止することが可能となります。

 

さらに擁壁を設置することを通じて建物や私たちの身の保安性を守ることができます。

 

擁壁施工の種類には、コンクリート製擁壁、石積み擁壁などから選べます。

 

通常はコンクリート擁壁が多く用いられ、「逆T型」「L型」「逆L型」等から選択可能です。

 

施工条件などによりフィットしたものを決定するようになります。

 

例えば逆T型は、隣地との境界にゆとりがある敷地の設置にマッチしています。

 

そしてコンクリート擁壁は、「現場打ちコンクリート」と呼ばれる方法と「プレキャスト擁壁」と呼称される方法の2パターンがあります。

 

「現場打ちコンクリート」はその場で生コンクリート打設を行なってしまう工法です。

 

複雑な形状の擁壁にも加工できるというメリットがあげられます。

 

また「プレキャスト擁壁」は、作業場でブロック状に製作されたものを施工していく工法です。

 

良質な製品であることや施工スパンもかからないというアドバンテージがあります。

 

コンクリート擁壁にクラックが発生した場合は、隙間を行います。

 

その他には地盤沈下が現れた場合には、地盤を固めるために薬剤を投入するなどの処置を実行します。

 

このように擁壁施工はセットする場所の地形や、土質などのコンディションにより様々な工法がセレクトされることになります。

 

適切な工法で施工を実行するためにも、施工実績のある優良業者に依頼すると安心でしょう。

 

ここまでは、「造成における擁壁施工のメリットと種類」をお伝えしました。

 

造成における擁壁を施工するメリットはもちろんのこと、どんな種類があるのか理解していただけたと思います。

 

次に紹介するのは、「造成における擁壁の施工にかかる費用と工期」です。

 

造成における擁壁の施工にかかる費用と工期

造成における擁壁の施工にかかる費用と工期
造成のための擁壁の施工・にかかる費用は1平方メートルあたり1万円から1.5万円が相場です。

 

ただし擁壁施工やの費用は、採用している材料や施工方法などを通じて違いが出てきます。

 

またの内容や現状の設備事情によっても異なってきます。

 

さらに施工面積や擁壁の大きさ、施工場所、施工条件などでプラスされる費用が大化けしてきます。

 

例えば、劣化や強度不足に陥ってしまった既設擁壁の機能を改善する場合を挙げてみましょう。

 

その場合、既設の擁壁を取り壊して一から構造物を設置するテクニックや、既設の擁壁を活用する方法があります。

 

前者の方法では、取り壊しコストや運搬処分費が発生し施工スパンも長くなってしまう問題があります。

 

しかし後者の方法では施工コストのみとなり工期も短く完了することから費用をおさえることが可能になります。

 

そして擁壁施工時には掘削工事が必要となります。

 

掘削により発生した土をすぐに対処することができれば処分費や輸送コストはかかりません。

 

しかし場外で処理するケースでは、これらの費用が別途発生してしまいます。

 

その他には2メートル以上の擁壁を構築する際には、構造計算コストや行政への申請費用が求められます。

 

また斜面が土砂崩れ防止対策工事の対象となる場合には、助成金システムを設けている地方公共団体もあります。

 

対象となる条件などがありますが、許可された場合は助成金を利用して擁壁施工を行うことが出来ますよ。

 

助成金をうまく活用することができれば、費用をおさえることができるので、お住まいの自治体のホームページは要チェックです。

 

ここまでは、「造成における擁壁の施工にかかる費用と工期」をお伝えしました。

 

造成で擁壁を施工するといくらの費用がかかり、どれほどの工期が必要なのか、理解していただけたと思います。

 

次に紹介するのは、「造成で擁壁を施工するならおさえておくべき8つの注意点」です。

 

造成で擁壁を施工するならおさえておくべき8つの注意点

造成で擁壁を施工するならおさえておくべき8つの注意点
この章では造成における擁壁を施工するならおさえておくべき注意点について紹介していきましょう。

 

今回ピックアップする造成における擁壁を施工する際に注意すべき点は、以下の通りになっています。

造成で擁壁を施工するならおさえておくべき8つの注意点

  1. 造成で擁壁を作るなら「申請」と「水の扱い」に要注意
  2. 造成における擁壁は「地盤」が重要
  3. 造成と擁壁工事は実績のある業者を選ぶ
  4. 擁壁を伴う造成工事は見積もりが複雑になる
  5. 造成の擁壁は劣化しても完全に補修できない
  6. 造成の擁壁には隣人とのトラブルがつきもの
  7. 擁壁を伴う造成をするなら「紹介料」に注意する
  8. 擁壁造成する場所までの距離と道幅で料金が変わる

 

造成で擁壁を作るなら「申請」と「水の扱い」に要注意

隣地や道路との段差のあるケースでは、擁壁を設けて土砂の瓦解しないようにすることが不可欠です。

 

擁壁はその高さによって、メカニズムや傾斜などが確定しています。

 

また一定の高さや長さをオーバーすると、管轄行政に工作物のリクエストが必要です。

 

次に擁壁の裏側に水が蓄えられると、水圧で押し出して破壊してる事があります。

 

水はけを良くする為に、反対側に砂利などを充填した方がいいでしょう。

 

そして水が溜まっても放出させて逃がしてやるようにします。

 

さらに一定間隔で水抜き用のビニールパイプをセッティングするのもいいでしょう。

 

もちろんパイプの反対側にも砂利を充填しておくのも重要なので忘れずチェックしておいてください。

 

造成における擁壁は「地盤」が重要

擁壁の施工では、擁壁のベースとなる「地盤」をしっかりとチェックする必要があります。

 

擁壁は内部の土圧や水圧によって破壊や転倒のリスクが出てきます。

 

施工の際には地盤を土砂の負荷に耐えられる強度にして、内部に残存する地下水の排水処理を行うことも必要不可欠です。

 

造成と擁壁工事は実績のある業者を選ぶ

擁壁工事は、依頼する企業に豊富な知識と長年の伝統があることに越したことはありません。

 

専門知識や専門技術、さらには確かな信頼が物を言います。

 

しかしいくら腕が良いものであってもしっかりと施主の意向を配慮し、誠意ある施工を実施してくれなければダメです。

 

満足のいく擁壁工事は、見込むことができません。

 

そして、「あまり費用を費やしたくない」「安価で終わらせたい」といった理由で業者選びを行ってしまうとアウトです。

 

後々費用が高くついてしまう原因になりかねます。費用を抑制するということは何かが損なわれてしまうということなのです。

 

例えば、安くしようとしてコンクリや土の質を悪くしてしまうと、強度が保てなくなるケースがあります。

 

仮に、擁壁工事を行って時間がたってから埋め戻すと、低質な土ならば、地盤沈下の恐れもあります。

 

こういったトラブルを未然に防ぐために、大切な目安になってくれるのが見積書です。

 

詳細な見積り内容と施工について書かれた説明など、それにマッチした見積内容や工事概要が必ず見せられます。

 

まずは業者から見積りを請求して、長所と短所を突き合わせてみましょう。

 

ご自身の目でそれぞれの項目をチェックしてみることが、重要度が最も高いことと言っても過言ではありません。

 

造成の見積もりについては、当サイトの過去記事である「造成するならまずは見積もり!相場価格から上手な活用方法まで解説」にて詳しく解説しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

 

擁壁を伴う造成工事は見積もりが複雑になる

擁壁工事の価格にはある程度の相場がありますが、見積もりの内容は複雑になってしまいがちです。

 

例えば、既に古い擁壁があるケースになると、それを解体する義務が出てきます。

 

また、擁壁工事の際は掘削工事が生じるため、土の移動絡みの費用もかかります。

 

土の移動をする際、敷地内の他所に置き土ができればコストは減少させられますよ。

 

このようなちょっとした土地の状況の違いが料金に上積みされていくので、見積もりが複雑になってしまうのです。

 

そのほかにも、2mをオーバーする擁壁を造る際は構造計算コストや行政への申請費がかかります。

 

さらに詳しくは後述しますが、重機が通ることの出来る道路幅があるかどうか等の立地条件のせいでも、費用は変動します。

 

このように見積りが複雑になるのが擁壁工事なので、業者とのヒアリングをないがしろにできません。

 

見積書を取り、業者が決められた場合には疑問に思った点はためらわずに質問してみましょう。

 

造成の擁壁は劣化しても完全に補修できない

ところが、どんなに頑丈に作成された擁壁でも、数十年という時を乗り越えて、次第に劣化が出来ていきます。

 

もちろん、新しい擁壁であれば大丈夫ということではなく、クラックやひび割れが生じていることだってあります。

 

このとき擁壁が難しいのは、補修したとしても、多くの場合、根本的な解決にはならないというポイントです。

 

高さや面積にも影響されますが、擁壁の補修工事費用は数百万円になるケースがあります。

 

造成の擁壁には隣人とのトラブルがつきもの

隣り合った敷地に高低差が見受けられ、その間に擁壁を制作することもあるでしょう。

 

上側にいる敷地所有者の責務のもと、上側の敷地内に擁壁が整えられるケースが多いです。

 

この場合は、上側の敷地オーナーが費用負担をすることなります。

 

ただし、上側の敷地オーナーが擁壁を制作する必要があるといった法律や縛りはありません。

 

あくまでそうするケースがいっぱいある、というだけです。

 

下側の敷地において、地盤を削り取るなどなんらかのいきさつで高低差が生じた場合には気を付けて下さい。

 

下側の敷地内に擁壁をセットすることから、下側の敷地オーナーの費用負担となります。

 

また、隣地との間の劣化した擁壁を、不動産業者の手配でつくり直すケースもあります。

 

このとき、費用負担のかわりに敷地の一部を提供し、ボーダーライン上に擁壁をつくる条件が差し出されることも。

 

さらに、擁壁の基礎部分が壌土の境界線を越えているケースも問題ありです。

 

その場合は上側と下側の敷地オーナー協議のもと、擁壁を作成する、または修繕をするコストを折半することも考えられます。

 

また修繕が必要になったシチュエーションで、どちらが費用を背負うのかなど、トラブルと化すことが少なくありません。

 

このように、敷地の境界線に形成されることが多い擁壁は、それだけ隣人とのトラブルを生じ易いポイントなのです。

 

擁壁造成する場所までの距離と道幅で料金が変わる

先ほどもちらっと紹介しましたが、土を持ち込む場所から造成する土壌のまでの距離数や道幅でも、コストが変わります。

 

なぜかというと、土を送り届ける為のダンプが通れないなら、ダンプより小さい車で運ばざるを得ないためです。

 

4トントラックならスイスイと往復できるものを、軽トラックなら何回も往復しなければいけません。

 

運搬する時間も奪われるだけではなく、手間もかかるので料金がかさむのも仕方がないです。

 

ちなみに造成前の土地前の道路幅が約4m以上ないと、追加の費用は間違いなく加算されるでしょう。

 

擁壁を伴う造成をするなら「紹介料」に注意する

土地を造成して擁壁を作成するとき、不動業者経由でお願いすると、見積もりの中に余計な金額も入れられてしまいます。

 

具体的にはあなたが支払うべき料金にくわえて、「紹介料」がまとめて含まれてしまうのです。

 

これを不動産業界では「マージン」と呼称し、不動産業者の大切な収益源になっています。

 

具体的にマージンをとられてしまう場合は、どれほど不利益を被ってしまうのか計算してみましょう。

 

昨今の不動産業界にある一般的な紹介料は、造成工事に不可欠な費用のうち10%です。

 

もし造成費用に100万円求められるとしたら、紹介料として10%プラスされて、支払い額は110万円となります。

 

つまり紹介料を許してしまえば、10万円もの無駄なお金を納めることになるのです。

 

紹介料を取られたくないなら、業者に紹介してもらわずにあなた自身で業者を見つけるようにするといいでしょう。

 

インターネット全盛の現在なら、「地域名 擁壁」で検索すれば比較的簡単に業者を探り当てることができますよ。

 

しかし、オトクすぎる業者を選んでしまうのはさすがにダメです。

 

違法行為を働いたり、雑な仕事をしたりする悪質な業者が専任になってしまう可能性が生まれてきます。

 

危険な業者の見分け方と対処方法については、当サイトの過去記事である「土地造成の費用相場を完全公開!限界まで金額を安くする方法も徹底解説」にて詳しく解説しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

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まとめ

以上、「造成の擁壁」をテーマとして、様々な知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

紹介した知識さえ押さえておけば、「造成の擁壁」に関する知識は、すべて網羅できているのでご安心を。

 

今後、造成で擁壁を施工する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。