造成 盛土

最終更新日:2018年1月13日

「盛土での造成」に関する知識を全て解説

「盛土での造成」に関する知識を全て解説
「盛土での造成」について調べている人は、以下のような不安や疑問を解決するために情報収集しています。

 

あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?

・造成における盛土の基礎知識を教えて欲しい
・切り土で造成するのと、盛土にするのは何が違うの?
・盛土で造成するメリット・デメリットについて知りたい
・盛土で造成する必要性がイマイチ理解できていない・・・

上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、「盛土での造成」に挑戦しようとしてはいけません。

 

盛土での造成に関する知識が圧倒的に足りていないので、このままではあなたが望む結果にならないのでしょう。

 

せっかく盛土での造成に挑戦するのであれば、最大限効果を発揮する造成工事になってほしいですよね?

 

そこで今回の記事では「盛土での造成」に関する疑問・不安について、元・不動産業者である筆者が回答していきます。

 

この記事を読めば、あなたが知っておくべき「盛土での造成」に関する知識はすべて網羅できるとお約束します。

 

読み終えた時には、

  • 「造成における盛土の基礎知識と切り土との比較」
  • 「盛土で造成するメリット・デメリット」
  • 「盛土の必要性とハザードマップの関係性」

についてしっかりと理解できていることでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

【個人でも法人でも】見つけにくい造成業者は「解体一括見積りサービス」でカンタンに見つかる!

解体無料見積ガイドなら、全国の優良造成業者から3社見積もりがもらえる!
利用者も3万人、年間4,800人利用の安心実績

解体無料見積ガイド

http://www.kaitai-guide.net/


>利用者3万人越えの安心実績!全国の優良な造成業者から一気に3社の見積もりを比較!<

 

造成における盛土の基礎知識と切り土との比較

造成における盛土の基礎知識と切り土との比較
まず紹介するのは「造成における盛土の基礎知識と切り土との比較」です。

 

傾斜地の造成方法には2つの方法が代表的です。

 

ひとつが切土(きりど)と称されていて、固い岩盤を削り取って、そのまま使う方法です。

 

そして、これとは別の方法が盛土(もりど)と呼称される方法です。

 

盛り土は新しい土を埋め込むため、その部分が柔らかくなり、揺れで地すべりしたり、液状化するなどの被害が在り得ます。

 

土には数々の種類がありますが、多くの土はたった一度でも掘り返すとひ弱になるのです。

 

また同じ盛土でも斜面を刻んで埋める「腹付け型」、低い土地を塞いでしまうための「谷埋め型」と2種類があります。

 

腹付け型は傾斜のある土地の造成なので、比較的理解しやすいでしょう。

 

しかし谷埋め型は内陸部の一見フラットな土地でも実施されている方法なので、注意が必要です。

 

盛土で造成するなら許可がいる

土地の造成は適切に実践されてないと家屋、住民に災害を及ぼしてしまうことも想定されます。

 

そこで都道府県知事等は宅地造成によって災害が出るおそれが大きい都市近郊に工事規制がかけられます。

 

これが「宅地造成工事規制区域」と称されるもので、この区域内で造成をするなら、都道府県等に許認可が必要になります。

 

切土と盛土は造成土地の安全性が違う

山地や丘陵地を造成した宅地について、盛土なのか切土かによって安全性が全然違います。

 

見た目は遜色ないですし、値段も大差ないのですが、土地の安全性という意味では全然違います。

 

どこが切土か盛土か、見分けが付かないことが多いので、完全に判別するには役所の土木建築課に確認することになります。

 

切土で造成した部分は盛土よりも災害に強い

山地や丘陵地は、本来の地盤がよいので、その部分を切土した部分は極めてよい地盤になります。

 

災害に力を発揮するポイントと言い切っても問題ないでしょう。

 

しかし盛土部分は災害においては、非常に弱いスポットになります。

 

東日本大震災・阪神淡路大震災という大きな地震はもちろんのこと、その他の地震でも沈下や崩壊が多数現れました。

 

また、土砂降りの時にも前触れなく沈下、崩壊がもたらされることがあります。

 

切土と盛土の境界と厚い盛土に造成した部分は危険

東日本大震災では、造成地のトラブルは切土と盛土の境界近辺、とくに盛土側に多数現れました。

 

盛土部分がペシャンコになっても、切土部分はゆがみはしないので、段差ができて住居に大きな被害を与えたのです。

 

また、東日本大震災の他の地震でも、盛土の厚さがあると被害が増大するという傾向が見られました。

 

40年前以上の盛土造成地に要注意

スケールの大きい宅地造成というのは高度経済成長のタイミングから行われたものです。

 

当時はまだ造成のための技術基準・規制といったことが、未熟で整備されていませんでした。

 

次第に設計や施工の甘さで、地盤の陥没、沈下、破壊など、粗悪な造成地が浮き彫りになってきたのです。

 

そのため、1962年の宅地造成法、次いで1969年の新都市計画法内で、宅地造成に関する基準が設定しました。

 

それを受けて、1970年頃以降の造成地は、法律に会わせた基準を満たすようにして作られています。

 

すべての土地が該当するわけではないですが、基準以前の宅地は危ないのは確かです。

 

ただし、基準設定以降の宅地も、絶対に安全というわけではないので注意してください。

 

盛土で造成した部分よりも危ない場所とは

どれほどの被害が生じて来るかは、地質・地形・過去の降水量等々によって大きく異なっています。

 

また突発的な要素が非常に強いので、大きな地震や雨に強いところ、危険なところなのかどうか見極められないのです。

 

ひょっとしたら、スケールの大きい地震や圧倒的な豪雨でも大丈夫なのかもしれません。

 

しかしスケールの大きい被害が引き起こされる可能性もあります。

 

そのせいか無理して盛土部分が多い造成地を危険視して購入するのを避ける人も少なくありません。

 

結果的に大丈夫なことが多いですが、なにが起こるか正直なところです。

 

ただ本当に危ない所については、実のところ「造成宅地防災区域」として規定されています。

 

「造成宅地防災区域」と規定されていると、告知義務があります。

 

ただ、この地域に規定されている場所は、全国各地でほとんどありません。

 

これは過去に災害の見られたところや、関係者が確信して「危ない」といえる個所だけが決まっているためです。

 

自分の地域の 造成宅地防災区域について知りたい人は、役所の建築家に行くと教えてもらえますよ。

 

ここまでは、「造成における盛土の基礎知識と切り土との比較」をお伝えしました。

 

造成における盛土の基礎知識はもちろんのこと、切り土との違いも理解していただけたのではないでしょうか。

 

次に紹介するのは、「盛土で造成するメリット・デメリット」です。

 

盛土で造成するメリット・デメリット

盛土で造成するメリット・デメリット
盛土(もりど)とは、土などを取り込んで地盤を高くすることです。なぜ盛土を何故実施するのでしょうか。

 

それは、地盤が低いなどで水害がでそうな場所(河川や海岸周辺)などで、家を建築する場合に検討されます。

 

そのため、盛土をするアドバンテージとしては、「地盤が高くなる」と言っても過言ではないでしょう。

 

思いもよらなかった水害(浸水被害)にも耐えうることができるというのもメリットです。

 

大地震を耐えることはできないかもしれませんが、集中豪雨などで水が満ち溢れる事を防ぐことが出来るでしょう。

 

例えば50センチの盛土をすれば、ベース50センチ追加されて、床上まで1メートルになります。

 

そのため、1メートルの浸水で床上浸水となり、路地では膝上までの浸水になるでしょう。

 

このような相当規模の水害が現れた場合でも、ある程度の水害なら防ぐことが可能になるのです。

 

また、盛土によってベースが上がるわけですから、家や庭が高い位置にあがります。

 

そのおかげで、高さによっては道路上からの視線を回避するなどの効果が得られるという点もあります。

 

盛土で造成をするデメリット

盛土にはかなりのお金が生じます。ざっとピックアップすると以下のような費用が発生します。

盛土で造成する時にかかる主な6つの費用

  1. 土代(土の質により値段が変動)
  2. 土を運ぶトラックと人件費
  3. 土を固める重機と人件費
  4. 土留めのブロックの材料費と人経費
  5. 外構補強にかかる費用
  6. 盛土をした部分までの階段設置費用

 

造成の費用については、当サイトの過去記事である「土地造成の費用相場を完全公開!限界まで金額を安くする方法も徹底解説」にて詳しく解説しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

 

地域ごとの相場費用を解説してあるので、今回の記事の内容がより理解ができることでしょう。

 

費用をかけて地盤を上げ、盛り込んだ土がこぼれないようにブロック(土留)などを積みあげる必要があります。

 

ブロックは盛土をするエリアを囲うようにしなければいけません。

 

さらに盛土のためのブロックは鉄筋などを取り入れて、土の圧力に持ち堪えうるものである必要がでてきます。

 

また、一から入れた土は固めるプロセスをしたとしても、時間と共に更にガチガチに固まっていくので、少し下落していきます。

 

住まいそのものは基礎の上に建築されているので、沈むことはありません。

 

しかし外構のために創り上げたようなコンクリートの土間やステップなどは沈むことも想定されます。

 

また沈むモノと沈まないモノが接合されているケースでは、その部分に亀裂が入ることがあります。

 

よく見かけるケースとしては、玄関の土間の部分にクラックが入る場合です。

 

そのせいで、エントランスの下の部分で土間と住まいとの間のブロックにヒビが入ってしまいます。

 

こうした現状を回避するために、土間の場所に鉄筋補強などをすることになります。

 

また補強ベースを作って、沈まないようにするというテクニックを採用するといいでしょう。

 

ここまでは、「盛土で造成するメリット・デメリット」をお伝えしました。

 

盛土で造成するとどんなメリット・デメリットを得ることができるのか、理解していただけたと思います。

 

次に紹介するのは、「盛土の必要性とハザードマップの関係性」です。

 

盛土で造成する必要性とハザードマップの関係性

盛土で造成する必要性とハザードマップの関係性
盛土として造成することでどれほど影響力があるのか、疑問に感じている人も多いでしょう。

 

それは実際に水害が起こってみないと、そのありがたみはわかりません。

 

水害は生じないにこしたことはありませんが、実際に起こるべき場所には生じてしまいます。

 

水害と言いますと、津波や河川の決壊などが考えられます。

 

しかし現実問題として、激しい雨などで雨水や下水が塞がって水で満ち溢れることもあります。

 

こうした被害の公開先として、国土交通省が「ハザードマップ」(防災地図)というものを公開中です。

 

ハザードマップでは、「昔どのような水害が起こったのか」「水害の程度」などの情報が取りあげられています。

 

被害の見こみはあくまでも擬似的ですが、過去の実績情報も公開されているため、参考になるのは間違いありません。

 

盛土で造成する必要性を感じないなら保険をかけるのもアリ

盛土をすることで獲得できるものは何なのか、あらためて考えてみましょう。

 

言うまでも無く防災という面はありますが、災害について発生するか発生しないかは誰にもわかりません。

 

そうした未来のものに関する不安やその時のマイナスを防ぎたいというのはどんな人にもあります。

 

盛土はこういった類の不安を安心に転換したいものの1つともいえます。

 

そうした安心に転換するものの代表例として挙げられるもので「保険」があります。

 

住まいで入る保険には火災保険や地震保険が該当しますが、この中に水害についても内包されています。

 

現実的には建物へのダメージについてのみ保証されるので、庭などは対象範囲外となります。

 

しかし盛土をする要因は、建物とその中の私財を防護するという理由を上回るものはないです。

 

もちろん、復旧にともなうコストは出ますが、ベストとはいえない部分もあります。

 

しかし安心を手に入れるのであればそうしたものとのバランスを考えると効果を期待できるでしょう。

 

現実的に盛土をするには、合計するとかなりのコストがかかります。

 

そのため、ある面においては保険で妥協することも「アリ」と言ってもいいでしょう。

 

本当に大型の災害から防護したいのであれば、そもそもその土地に暮らすことを改める必要があります。

 

その土地でなくてはならないケースでも、災害やその被害を計算に入れることはどうしてもできません。

 

いかほどの高い盛土をしても、それ以上のダメージになることは想定されます。

 

また盛土が高い分だけ沈下の幅もたくさんあるため、ケアも必要になる可能性があります。

 

海抜ゼロのエリアや河川が近いエリアでは、水害に対しての防災意識はとくに重要だと言えるでしょう。

 

そういった防災と盛土、そしてその保険とのつり合いで、良いセレクトをしていくことが求められます。

【個人でも法人でも】見つけにくい造成業者は「解体一括見積りサービス」でカンタンに見つかる!

解体無料見積ガイドなら、全国の優良造成業者から3社見積もりがもらえる!
利用者も3万人、年間4,800人利用の安心実績

解体無料見積ガイド

http://www.kaitai-guide.net/


>利用者3万人越えの安心実績!全国の優良な造成業者から一気に3社の見積もりを比較!<

 

まとめ

以上、「盛土での造成」をテーマとして、様々な知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

紹介した知識さえ押さえておけば、「盛土での造成」に関する知識は、すべて網羅できているのでご安心を。

 

今後、盛土での造成に挑戦する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。