住宅ローン 退職

最終更新日:2017年6月15日

退職後の住宅ローン支払いが気になっている方へ

退職後の住宅ローン支払いが気になっている方へ
もしあなたが長期の返済期間を要する住宅ローンの利用を検討しているのであれば、以下のような考えを一度は持ったことはありませんか?

・退職後まで住宅ローンの返済が続くけど大丈夫なのだろうか…
・退職後のローン返済を少しでもラクにする方法を知りたい
・どうすれば退職後もちゃんと返済を続けられる?

実際に35年以上の返済期間になる住宅ローンに関心のある人であれば、上記のような疑問を持っている人は多いです。なんとか疑問を解消して、スッキリしたいですよね?

 

そこで今回の記事では、退職後まで返済が続く住宅ローンを組む予定の人であれば、絶対に知っておくべき必須情報を紹介していきます。

 

この記事を読むことによって、退職後の住宅ローン支払いを延滞させない対策方法がわかりますよ!

 

記事を最後まで読んだ後は、退職後のローン返済で悩むことはもうないでしょう。

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現在の住宅ローンは退職前の完済がかなり難しい

現在の住宅ローンは退職前の完済がかなり難しい
住宅ローンの返済期間の上限は、ひと昔前までは15~25年が一般的でした。

 

収入が安定している退職前に完済させるため、50~60歳までに返済し終える返済期間が常識だったのです。

 

しかし、読者の皆様もご存知の通り、現在では返済期間35年の住宅ローンが一般的になっています。

 

住宅金融支援機構によって最長50年の住宅ローンが登場したため、返済期間の長期化はとどまることをしりません。

 

住宅ローンの申し込みには完済時の年齢制限があり、70歳未満になるべきと定められています。

 

しかし、現在では制限年齢が80歳までに引き上げられている銀行も少なくありません。もはや退職後の住宅ローンの支払いを続けることが一般的になっています。

 

返済期間が長期になると、毎月の返済金額を減らすことができるので、家計への負担をグッと減らすことが可能です。住宅ローンの審査自体も通りやすくなります。

 

返済期間15年~25年では希望の金額を借りることができなかった人が、35年以上の返済金額にしてアッサリ審査に合格した事例だって実在します。

 

このように返済期間が長くなったことによるメリットは非常に魅力的です。しかし返済期間が延びた分だけ、金利負担が増大することを忘れてはいけません。

 

増大した金利負担を退職後も返済していくことがどれだけ大変かをあまり想像せずに、長期の返済期間にしている人も多いです。

 

退職後は給与所得よりも収入が低下することが多く、本当に年金から支払うことができるのかちゃんとシミュレーションしたうえで長期の返済期間にすべきなのです。

 

何も考えず35年以上の住宅ローンを組んでしまえば、最悪の場合退職後の破たんをまねくことになります。

 

とはいえ、35年以上の返済期間は魅力的なもの。絶対に15~25年の返済期間にしろと言われても、なかなかできるものではありません。

 

もし35年以上の返済期間にするのであれば、退職後の破たんを招かないような対策を事前に施しておく必要があります。

 

全期間固定金利の住宅ローンを使う

全期間固定金利の住宅ローンを使う
ここまでは最新の住宅ローン動向について紹介しました。

 

昨今の住宅ローンは退職後まで返済が続くのが常識で、退職後に破たんしないための事前の対策が重要だと理解していただけたと思います。

 

では、この章より退職後のローン返済を延滞させない具体的な対策方法について紹介していきたいと思います。

 

まず紹介する対策は「全期間固定金利の住宅ローンを使う」ことについて。全期間固定金利の住宅ローンとは、返済期間中は絶対に金利が変わらないローンのこと。

 

仮に35年を返済期間に設定したのであれば、35年間一度も金利が変わることはありません。

 

全期間固定金利の利点をざっとまとめると、以下のようなものがあります。

住宅ローンの全期間固定金利の利点

  1. 完済時までの毎月の返済額が確定する
  2. 完済時まで金利が上昇しそうな経済的影響を受けない
  3. 史上最低といえる低金利

これらの利点は退職時の住宅ローンを延滞させないための大きな手助けとなってくれるでしょう。

 

全期間固定金利は、完済時までの毎月の返済額が融資実行前で確定します。つまり完済するまでの家計の見通しを立てやすくなるのです。

 

退職後の返済イメージを膨らますための大きな手助けとなってくれることでしょう。

 

また全期間固定金利は、経済的に金利が上昇しそうな状況になっても、一切影響を受けることがありません。

 

金利上昇のリスクを気にせずにすむので、さらに退職後の計画が立てやすくなっています。

 

さらに最近の全期間固定金利の住宅ローンは、史上最低と言える低金利となっています。

 

ひと昔前の全期間固定金利は、3~4%であることが常識でした。それが今ではなんと1%程度まで金利が落ちています。銀行によっては1%を切ることも。

 

史上最低と言える今の全期間固定金利だからこそ、利用すべきなのは間違いありません。

 

退職後の住宅ローン返済をスムーズに行いたいなら、全期間固定金利の住宅ローンを選択するのは必須と言っても過言ではないでしょう。

 

毎月5万円貯金できる返済金額にする

毎月5万円貯金できる返済金額にする
前章では退職後に住宅ローンを滞納させない対策方法である「全期間固定金利の住宅ローン」についてお伝えしました。

 

退職後の住宅ローンを安心して返済していくためには、全期間固定金利の住宅ローンの利用が必須であることをお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

次に紹介する対策方法は、「貯金」です。月並みな対策方法ですが、退職後の住宅ローンをスムーズに返済していきたいのであれば、早い段階からの貯金は必須だと断言できます。

 

金融広報中央委員会と呼ばれる組織が毎年実施している調査によって、退職後の生活費はいくら必要なのか発表されました。

 

調査の結果、退職後でも生活費27万円は必要だと判明したのです。逆算すると、退職後までに用意しておくべき貯蓄総額はおよそ2,020万円となります。

 

ただし、毎月の生活費27万円はかなり節約したうえでの回答であることがハッキリしており、60歳以上だと本当は生活費に30万円は欲しいとのこと。

 

70歳以上になったとしても28万円は必要だと回答されています。

 

まだまだ現役世代に人にとっては、退職後にいくら必要なんてイメージできない人が多いはず。月に30万円近くないと生活できないなんて、思いもよらなかったのではないでしょうか。

 

実際に生活費25万円でやりくりしている退職後の家計はかなりきついようで、ある程度の自制生活を強いられているようです。

 

なるべくならば、27万円~30万円もの生活資金を現役時代の間に用意しておくことが必要でしょう。

 

老後の生活費をなんとかしなければ、住宅ローンの返済どころではありません。退職後の生活費を充実させることが、住宅ローン返済の安定化にもつながるでしょう。

 

そこでオススメなのが、住宅ローンの返済はすべて年金で賄い、残りは現役時代の貯金だけで生活する方法です。

 

年金で25万円以上用意するのは、昨今の年金事情を見ていると正直言ってあまり期待できません。貯金した生活費を基準に、家計を考える方が賢明でしょう。

 

先述した最低の生活費「2020万円」を貯金するのであれば、毎月5万円ずつ35年貯め続ける必要があります。

 

そのため、仮に35年の住宅ローンを組む予定なら、毎月5万円は貯金できる返済額にしてください。

 

毎月5万円を貯蓄するのはかなり難易度が高いですが、退職後のことを考えるなら絶対に避けてはならない課題です。

 

年金の受給額を事前に確認する

年金の受給額を事前に確認する
ここまでは退職後に住宅ローンを滞納させない対策方法「貯金」についてお伝えしました。

 

退職後の住宅ローンを安心して返済していくためには、毎月5万円を35年間続けていくのが必要であることを理解いただけたと思います。

 

次に紹介する対策方法は、「年金の受給額を確認する」ことです。

 

前章で「生活費は貯金で行い、年金で住宅ローンを返済すべき」だとお伝えしました。

 

退職後の住宅ローンの返済を年金でまかなうのであれば、受給額を事前に知っておくことが必要不可欠。

 

しかし読者の大半は、自分が将来的にいくらの年金をもらえるのか知らないことでしょう。そこでこの章では年金の受給予定額を知るための方法を紹介していきます。

 

年金の受給額を知る方法は、一昔前までは「年金事務所(年金相談センター)」で確認するしかありませんでした。

 

しかし現在では、昔よりも手軽に自分の年金の予想受給金額を確認できるようになりました。主な方法としては、以下の通りです。

年金受注額を確認する4つの方法

  1. 「ねんきん定期便」を見る
  2. インターネットサイト「年金ネット」を見る
  3. 「年金ダイヤル」に電話をかえる
  4. 年金事務所(年金相談センター)を行く

「ねんきん定期便」は毎年1回の誕生日前に到着するので、「今調べたい!」という要求には答えることができません。

 

もしなるべく早く確認したいのであれば、「年金ダイヤル」や「年金ネット」を利用するといいでしょう。

 

どちらの方法でもスマホさえあれば、すぐに確認できます。

 

ただし「年金ダイヤル」や「年金ネット」ともに、問い合わせした直後は年金の見込額を教えてもらえないので要注意。

 

本人確認の意味もこめて、後でメールにて通知される仕組みになっています。

 

また「年金ネット」の場合は、初回に限りIDとパスワードを発行することが必要になるのをお忘れなく。

 

IDとパスワードは後日郵送されるので、到着するまで1週間弱の待ち時間が発生します。

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まとめ

以上、退職後まで返済が続く住宅ローンを利用する予定の人に向けて、絶対に知っておくべき必須知識を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

退職後の住宅ローン返済を延滞させないための具体的な対策方法について、理解いただけたと思います。

 

もし退職後まで返済が続く住宅ローンを利用するなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。

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