住宅ローン 70歳以上

最終更新日:2017年7月27日

70歳以上まで住宅ローンを組む予定の方へ

70歳以上まで住宅ローンを組む予定の方へ
もしあなたが70歳以上まで住宅ローンを組む予定なのであれば、以下のような考えを一度は持ったことはありませんか?

・完済が70歳以上になってもいいのだろうか…
・70歳以上まで住宅ローンを組むメリット・デメリットを知りたい
・70歳以上まで住宅ローンを組む時の注意点を知っておきたい

実際に長期の返済期間を要する住宅ローンを利用するつもりであれば、上記のような疑問を持っている人は多いです。そろそろ疑問を晴らして、スッキリしたいですよね?

 

そこで今回の記事では、70歳以上まで住宅ローンを組む予定の人に向けて、絶対に知っておくべき必須情報を紹介していきます。

 

この記事を読むことによって、70歳以上まで住宅ローンを組むメリット・デメリットや、利用する際の注意点がわかりますよ!

 

記事を最後まで読んだ頃には、70歳以上まで住宅ローンを組むことに対する疑問や不安は、もうなくなっていることでしょう。

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完済が70歳以上になる住宅ローンの基礎知識

完済が70歳以上になる住宅ローンの基礎知識
住宅ローンの返済期間は、ひと昔前まで15~25年が一般的でした。

 

しかし住宅金融支援機構によって、35~50年固定金利の住宅ローンが登場。

 

それをきっかけに多くの金融機関で、35年以上の返済期間の住宅ローンが登場するようになっています。

 

もともとは住宅の寿命を考慮して、長期の住宅ローンは敬遠されていました。

 

しかし近年、住宅の性能が上がったことをきっかけとして、長期返済の住宅ローンが可能となったのです。

 

また住宅ローン申請時には年齢制限があり、70歳未満で完済する必要がありました。

 

しかし、最近の住宅ローンは、年齢80歳までと制限が緩くなっており、完済が70歳以上になるのが主流となってきています。

 

ちなみに第2世代に渡って住宅ローンを組む「親子リレーローン」も、完済までではなく、申し込みの時点で70歳以上でも可能です。

 

また一般的な住宅ローンの場合、融資額は購入価格の80〜90%以内となっていることが多いですが、完済が70歳以上になる住宅ローンの場合、建設費または購入価格の60%〜90%に設定されているものがほとんどです。

 

一般の住宅ローンよりも若干少なくなるので、頭金などの自己資金を多めに準備することが必須とされています。

 

気になる金利ですが、一般的な住宅ローンと比較すると、完済が70歳以上になるローンは、0.4%〜1%程度高くなっています

 

ただし、金利の種類は一般的な住宅ローンのように、変動金利型または固定金利選択型を選択できるようになっています。

 

完済が70歳以上になる住宅ローンのメリット

完済が70歳以上になる住宅ローンのメリット
ここまでは、完済が70歳以上になる住宅ローンについて紹介しました。

 

完済が70歳以上になる住宅ローンが、どんな金融商品であるのか理解していただけたと思います。

 

次に紹介するのは、完済が70歳以上になる住宅ローンのメリットについて。

 

完済が70歳以上になる住宅ローンの最大の利点は、返済期間が延長されたことによる「毎月の負担軽減」です。

 

返済期間が35年から50年近くまで延長されているので、返済期間が20~25年の場合よりも、毎月の返済額をガクッと減らすことができます。

 

毎月の返済額が減ることによって、審査にも合格しやすくなるでしょう。

 

実際に筆者は、返済期間を20年にして否決になった人が、完済が70歳以上になる返済期間にしただけで審査に合格したケースを、何度もみたことがあります。

 

完済が70歳以上になる住宅ローンのデメリット

完済が70歳以上になる住宅ローンのデメリット
前章では、完済が70歳以上になる住宅ローンの利点について述べました。

 

返済期間を長くすることによって、どのような魅力的なメリットを得ることができるか、お分かりいただけたと思います。

 

次に紹介するのは、完済が70歳以上になる住宅ローンのデメリットについて。

 

長所と短所は表裏一体です。長所があるなら、当然デメリットも存在します。

 

完済が70歳以上になる住宅ローンの最大の欠点は、「金利負担の増大」です。

 

返済期間が延びたことによって、支払う必要がある金利が増加します。

 

完済が70歳以上になる住宅ローンは、元々の金利も高くなる傾向が強いので、金利負担の総額もかなりの量になるでしょう。

 

仮に3000万円以上の融資する場合、5年間返済期間を延長するだけで、数百万円万もの金利が発生するでしょう。

 

また、完済が70歳以上になる住宅ローンだと、退職後に返済が続くのも大きな欠点です。

 

年金は給与所得よりも金額が低下することが多く、返済が苦戦してしまう可能性は高いです。

 

事前に年金支給額を計算して、返済できるかキチンと考慮する必要があるでしょう。

 

さらに完済が70歳以上になる住宅ローンは、急激な金利変動リスクに遭遇する可能性が高いのも、忘れてはいけません。

 

現時点でも不安定とされる日本経済が、今後数十年の間に何も起こらないのは考えにくいです。

 

もしかすると、とんでもなく金利が上がる事件・事故が起こる可能性もあります。

 

完済が70歳以上になる住宅ローンの注意点

完済が70歳以上になる住宅ローンの注意点
ここまでは、完済が70歳以上になる住宅ローンのデメリットについて紹介しました。

 

70歳以上まで返済が続くと、どんな問題が発生してしまうのか、理解いただけたと思います。

 

次に紹介するのは、完済が70歳以上になる住宅ローンの注意点について。

 

完済が70歳以上になるのであれば、どうしても返済期間が長引いてしまうため、途中で返済が滞ることが少なくないです。

 

未来で延滞を起こさないためには住宅ローンを組む時点で、将来を見据えた最適な返済額にしておくほかありません。

 

そこでこの章では、完済が70歳以上になる住宅ローンを組むなら、絶対に知っておきたい最適な返済額の決め方を紹介していきます。

 

過去の調査データを参考にする

適正な返済額を決定するために、金融機関が収集した過去の調査データを参考にしてもいいでしょう。

 

「フラット35」でおなじみの住宅金融支援機構は、住宅ローンの利用者に向かって「適正な融資額はいくらであるか」というアンケート調査を実施しました。

 

フラット35を提供する公共機関が調査しただけに、集まったデータはなんと10万件以上。

 

膨大な調査データであるため、信頼性の高い情報とすることができます。

 

気になる結果は、次のようでした。

  • 新築マンション→給与の5.9倍
  • 建売住宅→給与の6.1倍
  • 注文住宅→給与の5.2倍
  • 土地付き注文住宅→給与の6.2倍
  • 中古マンション→給与の4.5倍
  • 中古住宅→給与の4.5倍

見てわかるように、不動産の種類に応じて適正な金額が異なるという、興味深い結果が出ています。

 

種別に応じて、毎月必要な固定費が異なるため、自然と適正な金額も変わることがハッキリとわかる調査結果といえるしょう。

 

やはり修理積立金と管理費など、毎月の固定費が高い傾向がある中古マンションは、適正な返済金額が低くなっています。

 

もし70歳以上まで住宅ローンを借りるつもりであれば、上記の金額よりも少ない融資額ですると、将来的な破たんを招くことはないでしょう。

 

敢えて審査の厳しい銀行を使う

自分の融資金額を決定するのは、「返済比率」と呼ばれる数値です。返済比率は、銀行によって数値が異なります。

 

返済比率が高い銀行ほど多くの金額を借りることができますが、正直いって将来を見据えたライフプランに合った金額とは言い難いです。

 

もし返済比率を基準として、70歳以上でも大丈夫な返済額を考慮するなら、返済比率20%程度の銀行、つまり審査が厳しい銀行で審査してみてはどうでしょうか。

 

返済比率は各銀行が定めた「絶対に破たんしないだろう」という数値基準です。

 

特に返済比率20%で計算された銀行は、他の銀行よりも余計に将来の破産リスクを考えているため、審査は厳しいです。

 

仮に完済が70歳以上になったとしても、破たんする可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

 

筆者の経験上、返済比率が低いと感じられるネット銀行などを利用すれば、完済が70歳以上になったとしても、破たんすることはないはずです。

 

銀行も審査のプロなので、申請者に最適の借入額を出すことができるノウハウにもっています。

 

審査内容はすべて公開されていませんが、利用者が破たんしないように、最善の注意を払って審査していることは間違いありません。

 

特に返済比率が高い(=審査難易度が高い)ネット銀行の審査担当が出した金額は、信頼性が高い金額です。

 

ただし、銀行の審査結果をそのまま「将来的に破たんのない返済額」と判断するなら、増額のためのテクニックを、一切使わずに審査するようにしてください。

 

融資額を増額するテクニックは当サイトでも紹介していますが、今回に限っては絶対に使ってはいけません。

 

頭金を準備したり、既存のローンを何とか返済したりすると、融資金額は増加されるでしょう。

 

しかし、将来を見据えたライフプランに合っているとは言い難いです。

 

増額のためのテクニックを全く講じていない「自然な状態」で審査し、銀行に提示された結果をそのまま受け入れる必要があります。

 

おそらく自分が思っている以上に、審査結果は厳しいものになるでしょう。

 

しかし、完済が70歳以上になったとしても、破たんすることのない金額であることは間違いありません。

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まとめ

以上、70歳以上まで住宅ローンを組む予定であれば、絶対に知っておくべき必須情報を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

70歳以上まで住宅ローンを組むメリット・デメリットや、利用する際の注意点について理解いただけたと思います。

 

70歳以上まで住宅ローンを組むことに対する疑問や不安は、もうなくなっているのではないでしょうか。

 

もし今後、返済期間が長期になる住宅ローンを選択するなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。

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