スーモ(SUUMO)の一括査定とは?有名不動産ポータルサイトを使った売却方法を解説

更新日:2021/3/24

スーモ(SUUMO)の一括査定とは?有名不動産ポータルサイトを使った売却方法を解説

物件広告が数多く掲載されている不動産ポータルサイトの中で圧倒的な規模を誇るのはスーモ(SUUMO)です。

Google、Yahoo等で自分が住んでいる地域の物件を検索すると、スーモが検索結果の一番上に検索されることが多いことから、誰もが一度はスーモのサイトを見たことがあると思います。

基本的に買主や借主向けのサイトとして有名なスーモですが、実は売主向けにも不動産一括査定サービスを展開しています。

これから不動産を売却しようとしている方の中には、「スーモの不動産一括査定サービスってどうなのだろう」と気になっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では「スーモ(SUUMO)」の一括査定サービスについて徹底解説していきます。

調査して分かったスーモの一括査定の特徴は下記の通りです。

スーモのまとめ

  • 一括査定の対象物件種別はマンション・一戸建て・土地の3つ。投資物件は対象外。
  • 一括査定の提携会社は全国2,000社と多く、日本全国をカバーしているが、一部の田舎は査定対象外あり
  • 他の一括査定サイトと異なり、一度に査定依頼できる会社の数に制限がない
  • 不動産会社の売却実績を確認しながら査定依頼する会社を選ぶことができる

それぞれ詳しく見ていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

スーモ(SUUMO)とは

スーモ(SUUMO)とは、株式会社リクルートホールディングスが運営している不動産ポータルサイトです。

対応エリア全国
対応対応物件種別マンション/一戸建て/土地
サービス開始年月2009年8月(前身は『住宅情報ナビ』で1976年から運営)
実績月間訪問者数 約2188万人
提携会社数2,000社以上
同時依頼数10社以上
机上査定対応
備考欄・要望可能
運営会社株式会社リクルート住まいカンパニ

スーモは、不動産ポータルサイトとしては言わずと知れたメジャーなサイトであり、アットホーム、ホームズ含めて3大ポータルサイトと呼ばれることが多いです。

スーモは、買主や借主向けに物件広告をインターネット上に展開しており、住宅の売買や賃貸をする際に多くの方がスーモを利用します。

基本的には買主または借主向けのサイトですが、売主向けに不動産一括査定サービスも行っており、査定依頼できる不動産は、「マンション」「一戸建て」「土地」の3つです。

事務所や店舗、工場、倉庫、アパート、1棟賃貸マンション等の物件を査定依頼は出来ず、個人がマイホームやマンションを売却する際に利用できる不動産一括査定サービスになります。

スーモ(SUUMO)はこちら
https://suumo.jp/

これまでスーモの基本情報について見てきましたが、次にスーモと他の一括査定サイトとの違いについてお伝えします。

スーモ(SUUMO)と他の一括査定サイトとの比較

近年、様々なタイプの不動産の一括査定サイトが増えてきました。

スーモと主要な一括査定サイトとの特徴を比較すると下表の通りです。

サイト名実績対応物件提携会社数同時依頼会社数机上査定
スーモ>公式サイトへ開始:2009年
実績:月間訪問者数 約2188万人
マンション/一戸建て/土地 2,000社以上10社以上あり
すまいValue
>公式サイトへ
開始:2015年
実績:年間成約件数 11万件
マンション/一戸建て/土地/マンション一棟/アパート一棟/ビル一棟 6社6社あり
HOME4U
>公式サイトへ
開始:2001年
実績:売却査定数累計40万件
マンション一室/一戸建て/土地/ビル一室/店舗・事務所・倉庫/マンション一棟/アパート一棟/ビル一棟/その他 約1,500社6社あり
イエウール
>公式サイトへ
開始:2014年
実績:累計利用者数 1,000万人以上
マンション/一戸建て/土地/ビル一室/店舗・事務所・倉庫/マンション一棟/アパート一棟/ビル一棟/区分マンション(収益)/区分ビル(ビル一室)/農地 1,600社以上6社あり
ホームズ
>公式サイトへ
開始:2008年
実績:サービス利用者数 736万人
マンション/一戸建て/土地/マンション一棟/アパート一棟/ビル一棟/倉庫・工場 2,766社6社あり
イエイ>公式サイトへ開始:2008年
実績:サービス利用者数 400万人以上
分譲マンション/一戸建/土地/ビル一室/マンション一棟/アパート一棟/ビル一棟/工場・倉庫/店舗・事務所/農地・畑・田んぼ/山林 1,700社以上6社あり
マンションナビ>公式サイトへ開始:2011年
実績:年間2万人プロ査定利用
マンション 2,500店舗9社(売買6社+賃貸3社)あり
リガイド
>公式サイトへ
開始:2006年
実績:データなし
マンション/一戸建て/土地/ビル/事務所/マンション一棟/アパート一棟/事務所・ビル一棟 800社以上10社あり

スーモは不動産一括査定を本業としているわけではないからか、実績データや提携会社の詳細について、情報を公開しておりません。

目立つ特徴としては、一回の依頼で何社まででも同時査定依頼を出来る点です。

また、対象エリアは日本全国が対象になっていますが、実際に幾つか検索をしてみると、田舎だと一部対応していない地域はあるようです。

参考に「北海道上川郡上川町北町」「宮城県刈田郡七ヶ宿町瀬見原」「茨城県高萩市大字高萩」「福岡県築上郡築上町大字築城」の4つの地域で検索してみると、全て査定対象外エリアとなってしまいました。

因みに、一括査定サイトの大手「HOME4U」で同じエリアで探してみると、「宮城県刈田郡七ヶ宿町瀬見原」と「茨城県高萩市大字高萩」に関しては、不動産会社がヒットしました。

スーモ(SUUMO)の強み・メリット

これまでスーモの一括査定サービスの基本情報について見てきましたが、次にスーモの強み・メリットについて解説していきます。

スーモの一括査定サービスの2つの強み

  • 大手不動産会社との提携が充実している
  • 同時査定会社数に上限がない

大手不動産会社との提携を網羅している

スーモの提携会社は2000社以上と謳っており、提携会社数で見ると業界最大級と言えます。

提携している会社に関しては、都心に強い大手不動産会社との提携が多い印象です。

公益社団法人不動産流通推進センター(2020年9月発表)発表の2020年の3月時点の仲介各社の取扱い高ランキング上位との提携を確認してみると、10位以内の会社6社と提携をしています。

スーモと提携している売上げTOP10以内の仲介会社

  • 4位:野村不動産グループ
  • 5位:センチュリー21(一部店舗参画)
  • 6位:三井住友トラスト不動産
  • 7位:三菱UFJ不動産販売
  • 8位:みずほ不動産販売
  • 9位:積水ハウスグループ

田舎では会社がヒットしない可能性が高いと紹介しましたが、都市部では、大手を含め、充実した比較検討が可能な一括査定サイトと言えるでしょう。

因みに、「すまいValue」を使うと、TOP3の「三井のリハウス」、「住友不動産販売」「東急リバブル」を含めた大手6社に一括査定が可能です。

TOP3を網羅していている一括査定サイトは「すまいValue」ただひとつなので、筆者としては、併せて活用をオススメしています。

同時査定会社数に上限がない

スーモの一括査定サービスの大きな強みとしては、同時査定会社数に上限がないことです。

他の不動産一括査定サイトでは、最大同時査定会社数は、6~9社前後であることが多いです

上限なく沢山の不動産会社に依頼できるとユーザーとしてはメリットになりますが、不動産会社側からすると、契約出来る確率が下がり、提携する旨味が弱くなってしまうからです。

実は、同時査定会社数に上限がないことはSUUMOのサイト内で特に明記されておりません。実際に様々なエリアで検索をしてみて、分かったことです。

例えば、渋谷区元町にあるマンションを査定依頼してみたところ、12件の不動産会社に査定を依頼することができました。

スーモの査定依頼会社数

厳密には、今回の調査でヒットしたよりも大きな数字で、同時依頼の制限が存在している可能性はありますが、該当会社が多いことが予想される東京エリアで何度も調査してみた結果、制限されるようなことはありませんでした。

査定依頼する物件のエリアに左右されますが、スーモなら数多くの不動産会社にまとめて査定依頼できるため、より客観的に不動産価格を比較することができます。

スーモ(SUUMO)の弱み・デメリット

この章ではスーモ(SUUMO)の一括査定サービスの弱みについて解説します。

スーモの2つの弱み

  • カスタマーサポートが充実していない
  • 自分で不動産会社を選ぶ必要がある

カスタマーサポートが充実していない

スーモの売却査定を実際に使って感じたことですが、カスタマーサポートがフォームでのお問い合わせのみで、電話でのサポート対応をしていない点が気になりました。

不動産一括査定を使うユーザーのなかには、初めて不動産売却を行う人も多く、「自宅に訪問営業がこないか心配」「営業電話が頻繁にかかってこないか心配」「査定申し込みしたがキャンセルしたい」等の心配事も多いでしょう。

不動産一括査定を提供する会社が、電話やチャットでのユーザー対応を行っていれば、すぐに不安や不明点を相談できるため、安心してサービスを使うことができます。

フォームやメールだけの場合、トラブルに遭ったときも対応が不十分となってしまう可能性もあります。

サポート面を不安に感じてしまう方は、他の一括査定サイトの活用をオススメします。

例えば、一括査定サイト大手の「イエイ」では、電話の問い合わせ窓口はもちろん、「お断り代行サービス」という親切なサービスを展開しており、安心感の強いサイトと言えるでしょう。

自分で不動産会社を選ぶ必要がある

スーモで売却査定を進めていくと、最後に査定依頼できる不動産会社が提示され、その中から査定を依頼する不動産会社を選択する仕組みとなっています。

査定依頼の最後の段階になると査定を依頼できる会社数が表示されますが、東京23区内の物件だと10社以上表示されることが多く、名古屋や福岡等の地方都市にある物件だと5~7社前後表示されるケースが多いです。

この段階で不動産会社を絞り込むことができれば数社を選んでも構いませんし、または全部選んでも大丈夫です。

他の多くの一括査定サイトは自動的に査定依頼する会社が選ばれていますが、自分で選ぶ必要があると、素人の方は逆に困ってしまうでしょう。

また、前述した通り、田舎や郊外が手薄な印象を受けるスーモですが、不動産会社を選ぶ段階で予想外に遠方の不動産会社が提示されるケースもあります。

近所にたくさん不動産会社がある地域であっても、まるで近所に不動産会社が存在しないかのように周辺の会社が1社も出てこないこともあります。

気付かずに、そのような会社を選んでしまい、実績の少ない会社に選んでしまっては効果的な売却活動には繋がっていかないでしょう。

スーモに提携していない不動産会社も含めて比較検討していく意味では、都心部の物件なら「すまいValue」と「HOME4U」。地方にある物件であれば「イエウール」「ホームズ」あたりも併用して使ってみることをオススメします。

売却実績や見込み客を確認したうえで査定依頼が可能

スーモの弱みの章で、査定を依頼する会社を選ぶことが大変とお伝えしましたが、その点をカバーするような機能をスーモは持ち合わせています。

それは、査定物件の位置するエリアでの売却実績や見込み客を確認しながら、不動産会社を選ぶことが出来るという点です。

以下は、渋谷区の物件で不動産一括査定を依頼した際の例ですが、下記画像のように各不動産会社の「売却実績」「物件を探している買い主」を確認することができます。

スーモの査定会社実績

販売実績の多い会社は、その地域の相場を熟知していますので、査定額の精度も高くなります。

また、各社が抱えている見込み客も確認できるので、会社を選ぶ時の指標にするとよいでしょう。

買主または借主向けのサービスがスーモのメインコンテンツですが、そのナレッジが活かされたスーモ独自の機能と言えるでしょう。

スーモ(SUUMO)はこちら
https://suumo.jp/

スーモ(SUUMO)の口コミ・評判

この章ではスーモの口コミ・評判について解説します。

口コミ・評判については、「Twitter」と「Yahoo!知恵袋」を中心に調査しました。

残念ながら、「Twitter」や「Yahoo!知恵袋」には利用者と思われる人の投稿記事はありませんでした。

そこで、クチコミランキングというサイトからスーモの口コミ評判を紹介します。

(良い評判)

マンションを買い換える際に利用しました。少しでも高く売るためには時間と労力はかかりますが複数の不動産会社から査定をもらうことが大切です。

ちなみに私は最大で500万円も査定額に差がありました。

(中立)

便利なサービスだとは思いますが、査定を依頼する会社の評判がわからないのでどこを選んで良いかがわからない。

あとは同じ会社で別の営業所が出てきたりするのもちょっとわかりにくい。

不動産の売却はやはり慎重になるので、もう少しユーザーが判断できるような参考情報を増やして欲しい。

(悪い評判)

SUUMOよりも他の不動産無料査定のサービスのほうが参加している不動産会社の数も多いですし、システム面も使いやすいです。

またSUUMO自体、このサービスに力をいれているとは到底思えず、得られる無料査定の数も3社と少ない。首都圏であれば良いのかもしれませんが、地方で査定を依頼すると該当する不動産会社がないというメッセージもざらです。

価格査定に関してもSUUMOがやっている訳ではない点も気になりました。もう少し力を入れて運営してほしいところです。

出典:不動産査定サイト 口コミ・評判ランキング 2021|クチコミランキング

スーモの口コミ・評判は、特に悪いわけでもありませんが、大きく気になった箇所は、「同じ会社で別の営業所が査定依頼をする会社に出てくる」ことや「地方で査定を依頼すると該当する不動産会社がない」等のスーモの弱みで紹介した内容の口コミもありました。

これまでスーモの口コミ・評判を紹介してきましたが、次にスーモを実際に利用した流れについてお伝えします。

スーモ(SUUMO)を実際に使ってみた流れ

この章ではスーモが提供する「不動産一括査定」を使う際の流れを紹介します。

下記URLから査定依頼を行うことができます。

スーモ(SUUMO)はこちら
https://suumo.jp/

①査定情報を入力する

スーモの売却査定②

まず最初に所有している物件の情報を入力してください。

不動産情報の入力項目

  • 物件タイプ
  • 物件所在地
  • 間取り
  • 専有面積
  • 築年数

②お客様情報を入力する

スーモの売却査定③

物件情報の入力が完了したら、次に個人情報を入力してください。

スーモの売却査定時の入力フォームでは、電話番号は必須ではありませんので、物件の価格だけ知りたい方は電話番号を入力せずに簡易査定を依頼するのがオススメです。

個人情報の入力項目

  • お名前
  • 住所
  • メールアドレス
  • 電話番号(任意)
  • 連絡希望時間(任意)
  • お問い合わせ理由

③会社を選択する

スーモの売却査定④

必要情報を入力したら、自分が所有している物件を査定してくれる不動産会社が表示されます。

渋谷区の物件の場合、口コミにあったように同じ会社で別の営業所が出てきていますが、自分の住んでいるエリアに近い不動産会社や実績を確認しながら選ぶといいでしょう。

また、追加で査定依頼先に希望を伝えることができます。売却を検討している方は、追加情報を入力するようにしましょう。

査定依頼先に追加で伝える項目

  • 売却希望時期(任意)
  • 売却希望価格(任意)
  • その他のご要望(任意)

④入力内容を確認する

スーモの売却査定⑤

自分の入力した情報に誤りがなければ、【査定依頼】ボタンを押したら査定依頼が完了します。

後日、登録したメールアドレス宛に各不動産会社の査定結果が送られてきますので、見逃さないようにしましょう。

スーモ(SUUMO)がオススメの人

スーモがオススメの人は、以下の通りです。

スーモがオススメの人

  • まとめて沢山の会社に査定依頼したい人
  • じっくり査定会社を選びたい人

スーモは査定依頼時に10社以上の不動産会社を選ぶことができますので、まとめて一括査定したい人にオススメです。

エリアに左右されますが、一度に数多くの不動産会社に査定依頼できるのがスーモの強みですので、他の不動産一括査定サイトを使わずに数多くの不動産会社に査定したい人には向いています。

また、スーモでは査定を依頼する会社の売却実績を見ることができますので、自分の物件の売却に強い不動産会社を調べながら、査定依頼を進めることもできます。

初めて不動産売却を行う人でちゃんと売れるか不安がある方は、スーモの売却実績を見ながら不動産会社を選ぶことをオススメします。

スーモ(SUUMO)がオススメでない人

スーモがオススメでない人は、以下の通りです。

スーモがオススメでない人

  • 法人
  • 資産家
  • 投資家
  • 田舎に不動産を持っている人

スーモはマンションと一戸建て、土地しか査定が依頼できないため、倉庫や工場、店舗、事務所、一棟ビル、ビル一室等の事業用不動産を売却したい法人や資産家、投資家等はオススメではないことになります。

スーモの売却査定は、あくまでも個人がマイホームを売却することを前提としています。

事業用不動産を売却したい方は、事業用不動産も取り扱っている一括査定サイト「HOME4U」や「イエウール」辺りを利用することをオススメします。

また、実際に検索をしてみて調査をしてみた結果や、口コミの情報からも地方にある物件になると、不動産会社がヒットしないこと多いようです。

地方にある物件であれば「イエウール」「ホームズ」など、対象エリアの広い、査定サイトを使ってみることをオススメします。

まとめ

スーモについて解説してきましたが、最後におさらいとしてスーモの情報についてまとめました。

スーモのまとめ

  • 一括査定の対象物件種別はマンション・一戸建て・土地の3つ。投資物件は対象外。
  • 一括査定の提携会社は全国2,000社と多く、日本全国をカバーしているが、一部の田舎は査定対象外あり
  • 他の一括査定サイトと異なり、一度に査定依頼できる会社の数に制限がない
  • 不動産会社の売却実績を確認しながら査定依頼する会社を選ぶことができる