イエイは初心者向け?安心して利用できるポイントと注意する点を総まとめ
最終更新日:2020年4月17日
不動産売却を検討している人かつネットで調べてると出てくるキーワード「不動産一括査定サイト」。
様々なサイトがある中で「イエイ」に目を付けた人も少なくないでしょう。
以下のような考えを持ったことはありませんか?
・公式サイトにはメリットばかり書いてあるけど、デメリットはないのか
・「イエイ」は他の不動産一括査定に比べて何が良いのか
不動産一括査定サイト「イエイ」に対して知りたいことが多い人も少なくないでしょう。
結論を言うと、筆者としては「イエイ」は売る人に対して考えられたとても良い一括査定サイトです。
イエイは他の一括査定とは違い、唯一コールセンターを完備していますので、安心して利用できます。
デメリットも正直なところあまり思い当たりません。
ある意味、とても無難なサービスと言えるため、安心して利用した人には本当にオススメできます。
今回の記事では、「イエイ」について詳しく深ぼっていきます。
この記事を読めば「イエイ」の強みや特徴を理解できることができますよ。
※ちなみに、結論を言うと不動産一括査定を申し込むならNTTグループが運営している「HOME4U」を一番オススメしています。
イエイは2007年から運営している不動産一括査定サイト
イエイは数ある不動産一括査定サイトの中でも歴史が古く、2007年から運営している老舗サイトです。
もともとは株式会社QというIT企業が運営しておりましたが、今は譲渡されてセカイエ株式会社が運営しています。
まずはイエイならではの強みをお伝えしていきます。
イエイの最大の強みはサポートセンターが充実しており、売り手目線に特化している点です。
具体的には、
- 中立的な立場で不動産売却の相談ができる
- 断りにくい不動産会社へ代行して断ってくれる
ことが行えます。
不動産仲介として最終的な売買契約を結ぶのは1社だけです。いつか断りの連絡をしないといけません。
イエウールなどの他の不動産一括査定では、その他の不動産会社にあなたが直接連絡をすることになります。
イエイでは、売買契約した1社以外にお断りの連絡を代わりに行ってくれるサービスです。
あなたは査定を受けた後、最終的に契約した不動産仲介業者以外にお断りの連絡をしなければなりません。
「そんなの面倒で大変」と思われる方は多いのではないでしょうか。
イエイには忙しいあなたの代わりに、不動産仲介業者に依頼の取り消し代行をしてくれる構造が導入されています。
何かと忙しい売却活動の中では時間短縮になりますし、気持ち的にも楽なイエイ独自のサービスです。
さらには、イエイにはサポートデスクが用意されており、なんでも相談室があります。
具体的には、不動産売却に関する疑問や悩みをイエイが無料支援してくれるサービスです。
しかもサポートデスクは、24時間・年中無休で受け付けているのがスゴイところ。
気兼ねなく使えるイエイのサポートデスクには、「担当者と直接面談」「メール相談」の2種類があります。
担当者との面談では予約する必要があったり、平日に直接訪問する必要があるので、忙しい方にはメール相談をお薦めします。
ここまでサポートが充実している一括査定サイトは、イエイ以外にはありません。
さらに、次のポイントとして紹介しますが、不動産会社を徹底的に排除していることもあり、「イエイ」をオススメしています。
イエイの2つ目のポイントとしては、悪徳の不動産会社を徹底的に排除している点。
昔に比べると、法規制も厳しくなったため、悪徳な不動産会社は減りましたが、今でもわずかながらに存在します。
イエイは悪徳不動産会社を排除するために「イエローカード制度」というのを取り入れており、利用者からのクレームが2回あると、提携を排除する仕組みを取り入れております。
他の不動産一括査定サイトには、優良な不動産会社のみ提携と書かれていますが、今回のイエイのように具体的にどう優良のみにしているのかなどの説明は一切ありません。
また、イエローカード制度は利用者が多くないとあまり意味がないのですが、イエイは300万人を突破している人気サイトですので、しっかりと効いていると考えていいでしょう。
イエイは、2007年から運営しているということもあり、提携している不動産業者数が多いのも特徴です。
主な不動産一括査定サイトの提携業者数
- イエイ → 約1,700社
- イエウール → 約1,900社
- リビンマッチ(旧スマイスター) → 約1,400社
- HOME4U → 約1,300社
- リガイド → 約700社
イエイはイエウールの次に多いです。
もちろん、多いほうが比較できる会社が多くなるというメリットがありますが、デメリットとしては今一な不動産会社に当たる可能性も上がります。
筆者としては、1,000社以上あれば問題ないと考えています。
提携している提携不動産業者数や査定ができる不動産の種別も多く、国内最大級の不動産一括査定サイトの一つとして挙げられます。
具体的には査定できる不動産の種別は以下の通り。
- 分譲マンション
- 一戸建て
- 土地
- ビル一室
- マンション一棟
- アパート一棟
- ビル一棟
- 工場・倉庫
- その他
- 店舗・事務所
- 農林・畑・田んぼ
- 山林
特徴としては、マンションやビルの一棟売りなど、投資家向けに対応している点です。
ビジネス用の不動産はその道のプロしか取り扱わないため、プロでもイエイを使う人は多いです。
ただし、正直なところイエイならではというわけではなく、他の不動産一括査定サイトも対応しています。
では、次に気になるイエイの弱みについてお伝えしたいと思います。
イエイの弱みは特になし
イエイを利用する上で気になるのが、イエイの弱みではないでしょうか?
ただし、期待を裏切るようですが、イエイの弱みは特にありません。
強いて言うなら、提携不動産業者数は多いので、いくらイエローカード制度の仕組みを取り入れているとはいえ、どうしても「しつこい営業をする不動産業者」が一部残ってしまっているのです。
ただし、他の不動産一括査定サイトに比べると、明らかに少ないので弱みと言えるほどの弱みでは実はありません。
ここからは筆者の予想になりますが・・・
イエイは老舗の不動産一括査定サイト。ネット査定が始まったころから運営をしていました。
当時は不動産一括査定サイトの世間的認知度が低かったので、業者も集まりにくかったはずです。
無理に提携不動産業者を集めた名残がいまでも残っている可能性はあります。
だから、イエイ運営サイドも、しつこい営業をする業者に対する対策はすでに徹底して行っています。
つまり、イエイはさらなる優良サイトになるために、質の悪い業者を完全に排除する方針をとっているのです。
だいぶ数も少なくなってきているため、そこまで心配することはありません。
以上、ここまでがイエイの特徴と弱みになります。
筆者の見解をまとめると初心者からその道のプロまで使える不動産一括査定サイトと言われたら「イエイ」と自信をもって言います。
イエイ利用者の評判と口コミ
前章までは筆者の見解をお伝えしました。では、実際にイエイ利用者の評判はどうなのでしょうか?
公式サイトで評判や口コミを見ても、悪いものは削除している可能性があるため、客観的な評判を見ていきたいと思います。
今回、参考にしたのは第3社が運営している株式会社Hayakawaのクチコミランキングです。
不動産の無料査定を一括でできるサイトはオウチーノ、スマイスター、イエイと一通り使ってみたが、個人的にはイエイが一番使いやすかった。
不動産会社によっては被るところもあり、ここしか取り扱っていないところもあるのでどこを使うかは好みだと思う。個人的には不動産投資が初めてでイグジットした経験がない方は、できるだけ高い査定から順に問い合わせていくと思うが、それはやめておいたほうが良くて、大手と地元で大きな不動産会社を中心に、仲介実績豊富な会社とじっくり話し合ったほうが結果的に短期間で売却できます。(39才・男・会社役員)
4社に査定価格を出してもらったことで、選択肢が広がり、実際に予想していたよりも高く売る事ができました。査定自体は無料ですし、会社によって査定価格が変わるので、複数の会社に査定してもらう事ができ、相場を学ぶことができた点には感謝しています。(33才・女・主婦)
多分参加している不動産会社の数でいえばここが一番。ただその分だけマナーのない不動産業者もいるのが現状。何度か利用した事があるが、しつこい営業をする不動産会社がいて閉口した事がある。大手業者としてサービスを提供するのであればそういう業者を除外するなどの仕組みを作ってしかるべき(42才・男・マンション経営)
上記の口コミは一部にすぎませんが、利用者の傾向としては良い評価が多いです。
ただ、イエイのように評判が悪い不動産会社の排除に力を入れているが、どうしても「しつこい営業」など悪徳ではないにしろ、マナーが悪い不動産会社が当たる可能性はあります。
これは不動産一括査定から申し込みをしようと、不動産会社を1つ1つ自分で探そうと、起こりうることですある意味仕方ありません。
この営業マンは自分と合わないと思った場合はすぐに断るようにしましょう。
それではまとめに入ります。他の一括査定ではなくイエイを利用した方がいい人はどんな人でしょうか?
イエイと相性のいい人は「安心」を重視する人
イエイは使う人や状況を選ばず、不動産を売却したいと考えているすべての人が使えます。
相性バツグンの人をあえて挙げろと言われれば、「初めて一括査定をする初心者=安心して不動産売却活動をしたい人」ではないでしょうか。
イエイは使い勝手はもちろんのこと、サポート体制が非常に充実している不動産一括査定サイトです。
不動産一括査定初心者の人でも、安心して使えるサイト構成になっています。
また、査定できる不動産の種別が多いので、不動産を売却する方ならほとんどの人が利用できます。
もちろん、投資用不動産を査定してくれるサイトのため、不動産投資家の人でも満足いく利用ができるはず。
不動産一括査定のオススメは「すまいValue」「HOME4U」

筆者が考える不動産一括査定のオススメランキングをお伝えします。
不動産一括査定も様々ありますが、やはり家やマンション、土地は高額になりますので、より得意としている会社を見つけたいですよね。
サイトを選ぶ基準としては下記3つ。
不動産一括査定を選ぶときの3つの基準
- 大手不動産会社に最低でも1社は査定が行えること
- 中堅や地域密着の不動産会社にも査定が行えること
- 不動産一括査定の運営会社がしっかりしていること
ポイントは、大手から地域密着の不動産会社まで幅広く依頼をすること。
大手は取引実績が豊富な分、やっぱり売却力があります。
ただし、お客さんをたくさん抱えているため、仕事のやり方がマニュアル通りといった感じ。
逆に中堅や中小・地域密着の不動産会社は社長自らが対応してくれたりします。
ただし不動産一括査定を1つだけ使っても、大手不動産会社が見つからなかったり、逆に大手のみしか依頼できない場合が多々あります。
筆者としては、不動産は高額商品になるので、時間が掛かっても複数の不動産一括査定を使って、大手、中堅、地域密着の不動産会社それぞれに依頼することをオススメしています。
賢い人はやっている!不動産一括査定のオススメな使い方
▼人口が多い都市の方(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、奈良、兵庫)
3サイトを併用する
①超大手不動産会社が探せる「すまいValue」
②大手・中堅や地域密着が探せる「HOME4U」
③両手仲介なしの売り手専門「SRE不動産(※旧ソニー不動産)」
▼人口が多い都市の方(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、奈良、兵庫以外)
2サイトを併用する
①超大手不動産会社が探せる「すまいValue」
②大手・中堅や地域密着が探せる「HOME4U」
▼田舎や地方の方
2サイトを併用する
①大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる「HOME4U」
②大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる「イエウール」
③地域密着の不動産会社を多く探せる「ホームズ」
※田舎だと1~2社しか見つからない可能性が高いです。HOME4Uとイエウール、ホームズを利用することで3~4社を比較することが可能になります。
▼投資物件を売却の方
2サイトを併用する
①超大手不動産会社が探せる「すまいValue」
②投資物件に強い「ホームズ」「リガイド」
まとめ
以上、不動産一括査定サイト「イエイ」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
イエイはあらゆる部分において、優良な不動産一括査定サイトです。
たしかに残念な部分もまだありますが、それを上回る機能やサポートが充実したサイトと言えます。
どの一括査定サイトにしたらいいかわからないという初心者の人は、とりあえず「イエイ」を選んでも後悔することはないでしょう。
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